何らかの事情により、ゴルフ会員権の年会費を支払うことができなくなる場合があります。このようなときは、放置するのではなく速やかな対応が求められます。まずゴルフ会員権の年会費の支払いは4月または1月の始まりから中旬にかけて納付書が送られてきます。規定されている期間内に口座振込が確認されない場合は、督促状が届きます。
それでも支払わない場合は不良債権扱いになり、加えて数年間放置すると除名処分されます。そうなると預託金で精算したり、足りない場合は支払い訴訟を起こされることがあるため注意しましょう。当然ですがゴルフ会員権の年会費を納付しないときは、メンバーの優待を停止されるだけでなく、売却価値を失います。ゴルフ会員権の年会費を支払えなくなったときは、可能な限り速やかにゴルフ場に相談します。
また近い将来で納付できなくなったり、プレイしなくなる場合は売却が有力な手段となります。ゴルフ場に相談するときは分割払いや支払猶予期間の利用を検討してください。ゴルフ場の中には一定期間中の休会制度を設けているところもあるので制度の有無を確認してみるのもよいです。これらの制度で解決できない場合は、速やかな売却を検討すべきでしょう。
年会費未納の場合は取引業者がゴルフ会員権を買い取ってくれないため、どん詰まり状態になってしまうので早めに対策します。もし支払う余裕が無いときは速やかにゴルフ場に相談して現在の状況を伝え、どのような対策があるかを確認するのが大切です。